DHC QUEEN OF SERUM
INTEGRATED CAMPAIGN ( TVCF + NEWSPAPER AD + BRAND GRAPHIC + PR ) / CREATIVE DIRECTION
DHCのエイジングケア商品、クイーン・オブ・セラムのキャンペーン「女ざかりは19だと誰が言ったのよ」のクリエイティブ・ディレクションを担当しました。
QUEEN OF SERUMは、歳とともに溜まった老廃物を分解・再生することで、「年齢を美しさに変える」新しいエイジングケア美容液。
しかし、アンチエイジングが美容のスタンダードとなっている日本では、「若見え」「マイナス5歳肌」など、年齢に抗うことを価値として唄った商品や広告が数多く存在。
そこで、エイジングケアがこれまで前提にしてきた「若さこそ、美しさ」という常識そのものに挑戦することで、これまでのエイジングケア商品とは、全く異なるポジションの獲得を目指しました。
TVCF
GRAPHIC
「女ざかりは19だと誰が言ったのよ」
かつて、歳を重ねる女性の不安を歌った、森高千里の代表曲「私がオバさんになっても」。
その一節で、当時一人の男性にむけた言葉を、 この新しいエイジングケアのタグラインとして、そして森高さんの生き方を表す言葉として、「若さこそ、美しさ」となっている今の世の中に投げかけました。
NEWSPAPER AD
「年齢と美しさ」は非常にセンシティブなテーマです。
だからこそ、キャンペーンは世間一般の価値観を否定するものではなく、森高千里というひとりの女性を語るものにしました。
かつて歌った不安を感じない、今の森高さんの姿。そして、”若さこそ美しさ”という常識を覆してきた、これまでの生き方。
それを伝えることが、世の中におけるエイジングの在り方を最もポジティブに変えることができる方法だと考えました。
キャンペーンは森高千里の50歳の誕生日、4月11日に公開。
3度のトレンドトピック入りを果たすなど、本キャンペーンが描いた年齢の重ね方は女性たちの共感を得ることに成功し、大きなマーケティング成果をあげました。
STAFF
Creative Director: Kentaro Muraishi
Creative Director: Shingo Hiraoka (Dentsu)
Art Director: Junya Sato
Copywriter: Tomomi Fujimoto (Dentsu), Aya Nagai (Dentsu)
Planner: Asami Sakae (Dentsu), Masaya Yomaru (Dentsu)
Producer: Toshiyuki Takei (NION)
Production Maneger: Kento Murakami, Taeko Komiya
Director: Yuichiro Sato (CONNECTION)
Cameraman: Senzo Ueno
Light: Keisuke Ikeda
Art: Mieko Sanada (NOUVELLE VAGUE)
Stylist: Ai Uga
Hair & Make: Mayumi Watanabe
Location coordinator: Kyohei Kitamura (LONDON)
Music Producer: Seiya Matsumiya (Black Cat White Cat)
CG: Keisuke Sako (REF)
Offline Editor: Kyohei Asami (CONNECTION)
Online Editor: Takhiro Tsuji (CONNECTION)
Mix: Erito Ayaki
GR Camera: Satoru Takayanagi
Retoucher: Hideyuki Shinozaki (foton)
PR Planner: Yosuke Chikamura (Material), Yuko Inada (Material), Ako Nishitani (Material)
Solution Director: Yuko Komatsu (Dentsu)
Agency Producer: Maki Takasugi (Dentsu Creative Force)
Casting Manager: Kensuke Komine(Dentsu Casting and Entertainment)
Account Executive: Toru Watanabe (Dentsu), Takefumi Hayashi (Dentsu), Ryutaro Tashiro (Dentsu)